どうやって伝える?子供に教える「リサイクル」

子供にリサイクルの必要性を教える方法

まずは身近なところから「実感」

環境教育はどうあるべきか

リサイクルについて子供に伝えるという点では、もちろん学校や家庭での教育は重要な要素です。ここでも、「実感」を伴った学びがとても大切であると同時に、分野の垣根を超えた知識を得て、それを実感につなげていく、ということも、大切であるとされています。

文部科学省は平成8年に発表した「21世紀を展望した我が国の教育の在り方について」の第5章で「環境問題と教育」について述べていますが、そこでも、「体験的な学習が重視されなければならない」と、実感を伴う学びの大切さが指摘されています。さらにそのうえで、分野横断的に知識を習得し、それを実感や体験と結びつけていく、といった相互補完的な学びの重要性も、述べられています。

学校教育での取り組み

実際に、環境省が例示している環境教育実践事例集を見てみると、小学校中学年の授業では、ごみ処理のしくみや処理費用などの具体的な知識を学ぶ内容が取り入れられています。また、リサイクルセンターの見学など「体験」をも交えた学習内容となっている点も、注目すべきところであるかと思われます。

このような学習カリキュラムでは、科目も理科、社会、道徳など幅広い領域に及び、体験のフィールドも家庭、地域、学校からNPOや企業活動の見学まで多岐に渡ります。まさに、実感と体験を伴いながらの、分野横断的、広域的な学習となっているのが見て取れます。

このように、リサイクルに関する教育においては、実感や体験といったものから出発し、知識や体系的な学習を経て再び体験に立ち返る、といったような、連鎖的な学びがたいへんに重視されていることがわかります。


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